【早割!! 7,200円〜】新大阪-博多「スーパー早特きっぷ」と格安チケットの比較
山陽新幹線の早割チケットの代表といえば、JR西日本が販売する「スーパー早特きっぷ」です。
新大阪-博多が片道10,290円とお得な新幹線格安チケットです。「のぞみ」「みずほ」「さくら」に乗車可能です。
「スーパー早特きっぷ」は料金が格安で上り下りともに使えますので、大阪・神戸から九州方面、逆に九州各地から大阪・京都方面に移動する場合にとても便利なチケットです。
一方で、新大阪ー博多間の早割の格安チケットは「スーパー早特きっぷ」だけでなく、他の旅行会社からもたくさん出ています。「こだま・ひかり」でもよいなら、こちらの方が3,000円近く安くなるのでお得です。
ここでは「スーパー早特きっぷ」を紹介しつつ、他の格安チケットとの比較をしていきます。
「こだまスーパー早特きっぷ」と格安チケットの比較|新大阪-博多
※過去に「こだま早特往復きっぷ」という超格安のチケットもありましたが、今は販売されていませんのでご注意下さい。
目次
早割でお得!「スーパー早得きっぷ」とは
スーパー早得きっぷをザックリ説明すると
- 通常の新幹線きっぷより割安。
- 新大阪ー福岡・小倉片道10,290円~<子供は5,140円>
- ネット予約「e5489」「JR九州インターネット列車予約サービス」でのみ購入可能
- 1ヶ月前~14日前までに購入
- 1名から購入可能
- チケットの受け取りはJR窓口
通常の新幹線チケットより3割くらい割安ですが、早割なので14日前までの予約が必要です。すでに旅程が決まっていて早めに予約が可能な方はお得なチケットです。
また博多・小倉にかぎらず熊本、鹿児島など九州各地への新幹線移動にも使えます。長崎、大分へは特急に乗り継いで乗車可能です。
詳細はこちらスーパー早特きっぷ
スーパー早特きっぷの乗車区間
スーパー早特きっぷの代表的な乗車区間、
新大阪・新神戸-博多・小倉
の各区間の料金はこちらです。いずれも同料金です。
- 新大阪−博多 10,290円
- 新神戸−博多 10,290円
- 新大阪−小倉 10,290円
- 新神戸−小倉 10,290円
上記以外にも、九州各地に新幹線もしくは特急で移動可能です。
スーパー早特きっぷの注意点
スーパー早特きっぷは大幅割引が適用される分、乗車条件が少し厳しいです。以下に気をつけて下さい。
- 乗車便の変更はできません
- 乗り遅れた場合はチケットは無効
- 払い戻しの場合は手数料がかかります
スーパー早特きっぷと他の早割チケットとの料金比較
「スーパー早特きっぷ」と他の早割新幹線チケットとの料金比較もまとめておきます。
ここでいう新幹線チケットにはJRの切符に加えて、各旅行会社が販売している格安チケットも含まれます。
以下は、新大阪-博多間の片道指定席(乗車券+特急券)の料金です。
※2018年3月現在の料金です。
新幹線きっぷ | 料金 |
---|---|
のぞみ・みずほ (グリーン車指定席) |
21,270円 |
さくら・ひかり・こだま (グリーン車指定席) |
20,960円 |
のぞみ・みずほ (普通車指定席) |
15,310円 |
さくら・ひかり・こだま (普通車指定席) |
15,000円 |
普通車自由席 | 14,480円 |
山陽新幹線4枚きっぷ (※販売終了) |
|
新幹線福岡/大阪割引きっぷ (※販売終了) |
|
新幹線回数券 (※6枚綴りの1枚あたり) |
13,270円 |
EX-IC、EXきっぷ、eきっぷ、e特急券 | 13,240円 |
EX早得 | 11,780円 |
スーパー早得きっぷ | 10,290円 |
こだまスーパー早得きっぷ | 8,500円 |
きままにこだま (近畿日本ツーリスト) |
7,900円 |
ひかり・こだまでGOGO (JTB) |
7,800円 |
まる得こだま・ひかり (阪急交通社) |
7,550円 |
バリ得こだま・ひかり (日本旅行) |
7,200円 |
※年齢制限、人数制限のあるチケットや季節限定のきっぷ・商品は除いています。
料金の安さだけを見ると、「スーパー早特きっぷ」より旅行会社各社の早割チケットの方が有利ですね。大体2,500円~3,000円お得です。
最も安い日本旅行の「バリ得こだま・ひかり」だと新大阪-博多間が片道でも7,000円前半で済んでしまいます。とにかく安さを求めるならこちらがオススメです。
現時点では「バリ得こだま・ひかり」が新大阪-博多の最安値です。
Web予約・料金バリ得こだま|格安新幹線でお得な旅|日本旅行
バリ得こだまの詳細は以下にまとめています。
【大阪⇔福岡が格安!】新幹線「バリ得こだま」の予約・購入・使い方
スーパー早特きっぷか、格安チケットか?
では次に料金以外の点で、こだまスーパー早特きっぷと旅行会社の格安チケットを比較してみます。料金以外のポイントも考慮に入れたい人は以下も参考にして下さい。
ここでいう「旅行会社の格安チケット」とは、以下の商品のことを意味します。
- きままにこだま(近畿日本ツーリスト)
- めっちゃ得こだま・ひかり(近畿日本ツーリスト)
- こだまっぷ・ひかりっぷ(南海国際旅行)
- トク得こだま・ひかり(JTB)
- ひかり・こだまでGO!GO!(JTB)
- まる得こだま・ひかり(阪急交通社)
- バリ得こだま・ひかり(日本旅行)
のぞみ、みずほ、さくらに乗車可能
旅行会社の格安チケットは基本的に「こだま」の利用になります。便数は少ないですが「ひかり」にも乗車可能です。
こだまでは時間がかかりますね。新大阪-小倉の時間で比べると以下の通りです。
- こだま:約4時間
- ひかり:3時間~3時間半
- のぞみ、みずほ、さくら:2時間強
時間的に早く移動したい方はには、スーパー早特きっぷをおすすめします。
購入期限
旅行会社の格安チケットは、Web上での予約が主でだいたい3日前~7日前までの購入となっています。
最も直前まで購入できるのが「バリ得こだま・ひかり」で3日前までです。
スーパー早特きっぷは14日前までの購入になります。
年末年始、お盆、GWの利用
旅行会社の格安チケットは、年末年始、お盆の帰省の時期、ゴールデンウィークは必ず割増料金になります。
例えば、「バリ得こだま」で言えば2017年のお盆期間は9,400円でしたので、通常の7,000前半の料金から2,000円以上高くなりました。他各社も同じです。
一方、スーパー早特きっぷは繁忙期でも10,290円の一律料金です。のぞみ、みずほ、さくらに乗車できるので1,000円弱の差なので、こちらでもいいかもしれません。
小倉・新神戸での乗降車
小倉での乗り降り、もしくは新神戸で乗り降りする方は、料金的にスーパー早特きっぷは不利になります。
スーパー早特きっぷは良くも悪くも10,290円一律料金です。
例えば、小倉-新大阪の料金を見てみると以下のようになります。
※2018年2月現在の料金です。
スーパー早特きっぷ | 10,290円 |
---|---|
きままにこだま(近畿日本ツーリスト) | 7,400円 |
めっちゃ得こだま・ひかり(近畿日本ツーリスト) | 7,000円 |
こだまっぷ・ひかりっぷ(南海国際旅行) | 7,100円 |
トク得こだま・ひかり(JTB) | 6,900円 |
まる得こだま・ひかり(阪急交通社) | 7,050円 |
バリ得こだま・ひかり(日本旅行) | 6,600円 |
最安の「バリ得こだま・ひかり」とは3,500円程度の料金差がついてしまいました。小倉ー新大阪間でスーパー早特きっぷを使うのはかなり不利です。
Web予約・料金バリ得こだま|格安新幹線でお得な旅|日本旅行
関連情報
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個人的には新幹線が一番快適で疲れないと思いますが、バスや飛行機など新幹線以外の選択肢も考慮したい方は以下も参考にして下さい。