【2024年最新】乗り放題「おとなびWEBパス」は本当にお得?(おとなびパス)
大阪ー博多、大阪ー広島など特定区間の往復旅行なら「バリ得こだま 山陽版」などの新幹線格安チケットや新幹線とホテルがセットになった「新幹線パック」を利用する方がより格安になります。
Web予約・料金バリ得こだま山陽版
予約・料金新幹線+ホテルパック|JTB
50歳以上なら誰でも利用できるJR西日本の「おとなびWEBパス(おとなびパス)」は、山陽新幹線・特急の利用時にお得な新幹線格安チケットです。
新幹線、在来線が3日間乗り放題になります。
「おとなびWEBパス」 の料金は以下の通り。
- 普通車用 :20,000円
- グリーン用 :24,000円
「おとなびWEBパス」はお得ですが、期間限定チケットです。また、1区間を往復するだけの旅行なら他のチケットを利用した方が安い場合もあります。
ここでは「おとなびWEBパス」を紹介しつつ、他の格安チケットとの料金比較をしていきます。
おとなびWEB早特は本当にお得?
目次
「おとなびWEBパス」の概要
50歳以上の方で、J-WEST会員に登録すれば誰でも「おとなびWEBパス」を利用可能です。年会費等は一切ありません。無料です。
登録・予約「おとなび」ガイド
大阪ー博多、大阪ー広島など特定区間の往復旅行なら「バリ得こだま 山陽版」などの新幹線格安チケットや新幹線とホテルがセットになった「新幹線パック」を利用する方がより格安になります。
Web予約・料金バリ得こだま山陽版
予約・料金新幹線+ホテルパック|JTB
おとなびWEBパスをザックリ説明すると
- 50歳以上のJ-WEST会員のみ利用可能
- JR西日本の新幹線・特急乗り放題
- 3日間20,000円
- 期間限定
- ネット予約「e5489」からのみ購入可能
- 1ヶ月前~7日前までに購入
- 販売枚数限定
周遊旅行や列車の旅を楽しみたい方に最適です。すでに旅程が決まっていて早めに予約が可能な方にはお得なチケットです。
利用期間
おとなびWebパスは毎年3回ほど利用期間が設定されます。
最新の利用期間は以下の通りです。
発売期間:2019年4月22日 ~ 6月25日
利用期間:2019年5月22日 ~ 7月4日
ちなみに、過去の利用期間は以下の通りです。
- 2019年1月16日 ~ 3月13日
- 2018年11月27日 ~ 12月19日
- 2018年5月15日 ~ 7月12日
- 2018年1月16日 ~ 3月9日
- 2017年12月1日 ~ 12月21日
- 2017年5月9日 ~ 7月13日
- 2017年1月17日 ~ 2月28日
今後も同時期に設定されることが期待できますが、保証はありません。
おとなびWEBパスの乗り放題区間
上図のエリアが、おとなびWEBパスの乗り放題区間です。
新幹線は、新大阪ー博多間が乗り放題。京都駅は乗降できませんので在来線を利用します。北陸方面もJR西日本の管轄なので、金沢などへの旅行にも使えます。
料金はこちらです。
- 普通車用 :20,000円
- グリーン用 :24,000円
おとなびWEBパスの詳細は以下を確認してください。
詳細はこちらおとなびWEBパス
おとなびWEBパスの予約・購入方法
おとなびWEBパスを利用するには、J-WESTネット会員登録が必要です。初めての方にとってはやや面倒かもしれません。
おとなびWEBパスの予約・購入は以下の手順になります。(※2,3は順不同)
- 「e5489」サイトにアクセス
- J-WESTネット会員としてログイン(登録必須)
- おとなびWEBパスを検索する
- 日時、人数、乗車便などを指定する
- 個人情報を入力して予約、購入
- きっぷの受け取り(「e5489サービス」表示のあるJR西日本の「券売機」「受取機」「みどりの窓口」でご利用当日まで。)
登録手順の詳細やおとなび会員のメリットは以下にまとめられていますので、一度ご覧ください。
登録・予約「おとなび」ガイド
おとなびWEBパスの注意点
おとなびWEBパスはお得な乗り放題チケットですが、注意点もあります。以下に気をつけて下さい。
- 7日前までのネット予約のみ
- みどりの窓口等では買えない
- 指定席は指定回数8回まで
- 払い戻しの場合は手数料がかかる
- 最大3名分までしか購入できない
おとなびWEBパスと他の新幹線チケットとの料金比較
「おとなびWEBパス」と他の新幹線チケットとの料金比較もまとめておきます。
1区間の往復なら「おとなびWEBパス」のメリットは少ない
「おとなびWEBパス」は乗り放題チケットなので、特定の区間を往復するだけならあまりメリットはありません。
例えば、大阪ー広島や大阪ー博多を1往復するだけの旅行なら、他の格安チケットや「新幹線+宿泊」パックを利用した方がはるかに格安です。(詳しい料金比較は後述)
一方、2地点以上の観光、周遊旅行、列車を楽しむ旅などには「おとなびWEBパス」は最適です。
新大阪ー広島の料金比較
新大阪-広島(片道・指定席)の料金(乗車券+特急券)です。
広島ー新大阪 | 料金 |
---|---|
のぞみ・みずほ | 10,950円 |
のぞみ・みずほ (スマートEX) |
10,750円 |
EX予約・e特急券・eきっぷ (のぞみ・みずほ) |
10,570円 |
さくら・ひかり・こだま | 10,420円 |
さくら・ひかり・こだま (スマートEX) |
10,220円 |
EX予約・e特急券・eきっぷ (さくら・ひかり・こだま) |
10,040円 |
自由席 | 9,890円 |
※販売終了 |
|
バリ得こだま山陽版 | 8,300円 |
トクトク新幹線 | 8,100円 |
(2024年4月現在の料金)
ご覧の通り、日本旅行の新幹線格安チケット「バリ得こだま」が7,500円、往復で15,000円です。「おとなびWEBパス」は20,000円なので「バリ得こだま」を利用する方が安いです。
Web予約・料金【期間限定!激安】バリ得こだま広島・岡山
また、宿泊付きの新幹線往復旅行なら「新幹線パック」を利用した方がより格安です。新大阪ー広島なら新幹線チケット+ホテルが付いて12,800円〜です。
\新幹線パックの予約・料金チェックはこちら/
予約・料金広島から大阪・大阪から広島
新大阪ー博多の料金比較
次に、新大阪-博多(片道・指定席)の料金(乗車券+特急券)です。
ご覧の通り、こちらも「バリ得こだま」が7,500円で最安、往復で15,000円。「おとなびWEBパス」は20,000円なので「バリ得こだま」を利用する方が安いです。新大阪ー小倉間も同様です。
予約・料金バリ得こだま
また、新大阪ー博多の「新幹線パック」は17,000円〜ですので、料金を優先するならこちらも検討したほうがよいです。
\新幹線パックの予約・料金チェックはこちら/
予約・料金大阪から福岡・福岡から大阪
「おとなびWEBパス」をおすすめしないケース
おとなびWEBパスがおすすめでないケースもあります。
四国への旅行
例えば、新大阪ー高松、新大阪ー松山といった四国各地への区間は、「おとなびWEBパス」が設定されていませんので、他の格安チケット利用した方がいいです。
【片道4,900円/往復9,260円~】大阪⇔高松の新幹線を格安にする方法
【片道7,600円/往復12,550円~】大阪⇔松山の新幹線を格安にする方法
九州も小倉・博多以外はおとなびWEBパスから乗り継ぎが必要です。
50歳以下と同伴の場合
「おとなびWEBパス」は、旅行する人全てが50歳以上の場合に利用するのがいいでしょう。
それ以外の場合、例えば、20代、30代の子供と一緒に旅行するならば、「おとなびWEBパス」ではなく始めから「バリ得こだま」などの他の格安チケットを利用した方が、予約を別々にとる面倒さや、隣同士の座席の確保といった点でメリットがあります。
また料金面でも、子供が通常料金ならトータルの旅行料金で損してしまう場合があります。
7日前以降の予約
「おとなびWEBパス」は、7日前までの予約が必須です。直前まで日程が立てられない人は、他の格安チケットを探すしかありません。
旅行会社の格安チケットは、3日前までWeb予約可能なところもあります。
宿泊ありの場合
上でも少し触れましたが、宿泊ありの旅行の場合は「おとなびWEBパス」で新幹線チケット単体を利用するより、「新幹線+ホテル」パックを利用した方がトータルの料金が安くなる可能性が高いです。
以降で詳しく解説しています。
宿泊予定なら「新幹線+ホテル」パックが超お得!
宿泊ありの旅程なら、「おとなびWEBパス」は賢い選択肢ではないです。
いくら「おとなびWEBパス」が格安とはいえ、パック料金にはかないません。「おとなび」会員専用の新幹線パックもありますので、ぜひそちらを検討してください。
新幹線パックの特徴は以下の通りです。
- 「新幹線往復+ホテル宿泊」セットで格安
- 前日まで予約可(平日は出発6時間前まで)
- 早割(21日前)がお得
- 2人以上がおすすめ
- 格安〜高級までホテルのグレードを選べる
往復の新幹線チケット料金だけでも圧倒的に格安なのに、それに宿泊まで付いてくるのが新幹線パックの最大の特徴です。
新大阪-博多間なら新幹線往復+ホテルで17,000円~で予約できます。
\新幹線パックの予約・料金チェックはこちら/
予約・料金大阪から福岡・福岡から大阪
広島ー大阪なら12,800円〜。
\新幹線パックの予約・料金チェックはこちら/
予約・料金広島から大阪・大阪から広島
その他の区間も格安料金で旅行できます。
予約・料金新幹線+宿泊セット(新幹線パック)