おとなびWEB早特は本当にお得?




50歳以上なら誰でも利用できるJR西日本の「おとなびWEB早特」は、山陽新幹線・特急の利用時にお得な新幹線格安チケットです。

最大割引率は60%、最安区間は2,400円です。

「おとなびWEB早特」 の主要区間の新幹線料金(乗車券+特急券)は以下の通りです。

  • 新大阪ー岡山:2,400円〜
  • 新大阪ー広島:4,080円〜
  • 新大阪ー博多:5,990円〜

ほとんどのケースで「おとなびWEB早特」は最安なのですが、宿泊する場合などは他のチケットの方が安い場合もあります。

おとなびWEB早特は7日前までに予約する必要があります。出発直前でおとなびWEB早特が利用できない人は、日本旅行の新幹線格安チケット「バリ得こだま 山陽版」を利用するのが良いでしょう。

Web予約・料金バリ得こだま山陽版

ここでは「おとなびWEB早特」を紹介しつつ、他の格安チケットとの比較をしていきます。

 




「おとなびWEB早特」の概要

おとなびWEB早特

50歳以上の方で、J-WEST会員に登録すれば誰でも「おとなびWEB早特」を利用可能です。年会費等は一切ありません。無料です。

登録・予約「おとなび」ガイド

おとなびWEB早特をザックリ説明すると

  • 50歳以上のJ-WEST会員のみ利用可能
  • 通常の新幹線きっぷに比べ最大60%割引
  • JR西日本の各区間の新幹線・特急2,400円~
  • ネット予約「e5489」からのみ購入可能
  • 1ヶ月前~7日前までに購入
  • 販売枚数限定

通常の新幹線チケットより最大60%OFFなので、すでに旅程が決まっていて早めに予約が可能な方にはお得なチケットです。

おとなびWEB早特の乗車区間

おとなびWEB早特の代表的な乗車区間の料金はこちらです。

  • 新大阪ー岡山:2,400円(こだま)・4,350円(のぞみ)
  • 新大阪ー広島:4,080円(こだま)・7,300円(のぞみ)
  • 新大阪ー博多:5,990円(こだま)・10,710円(のぞみ)

他の区間の料金等は以下を確認してください。北陸方面もJR西日本の管轄なので、金沢などへの旅行にも使えます。

詳細はこちらおとなびWEB早特

利用期間

おとなびWeb早特は利用期間が設定されます。

発売期間2020年6月23日まで
利用期間2020年6月30日まで

おとなびWEB早特の予約・購入方法

おとなびWEB早特を利用するには、J-WESTネット会員登録が必要です。初めての方にとってはやや面倒かもしれません。

おとなびWEB早特の予約・購入は以下の手順になります。(※2,3は順不同)

  1. 「e5489」サイトにアクセス
  2. J-WESTネット会員としてログイン(登録必須)
  3. おとなびWEB早特を検索する
  4. 日時、人数、乗車便などを指定する
  5. 個人情報を入力して予約、購入
  6. きっぷの受け取り(「e5489サービス」表示のあるJR西日本の「券売機」「受取機」「みどりの窓口」でご利用当日まで。)

登録手順の詳細やおとなび会員のメリットは以下にまとめられていますので、一度ご覧ください。

登録・予約「おとなび」ガイド

おとなびWEB早特の注意点

おとなびWEB早特は割引が適用される分、乗車条件が少し厳しいです。以下に気をつけて下さい。

  • 7日前までのネット予約のみ
  • みどりの窓口等では買えない
  • 乗車便の変更はできない
  • 払い戻しの場合は手数料がかかる
  • 最大3名分までしか購入できない


 

おとなびWEB早特と他の新幹線チケットとの料金比較

「おとなびWEB早特」と他の新幹線チケットとの料金比較もまとめておきます。

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新大阪ー広島の料金比較

以下は、新大阪-広島(片道・指定席)の料金(乗車券+特急券)です。

広島ー新大阪 料金
のぞみ・みずほ 10,950円
のぞみ・みずほ
(スマートEX)
10,750円
EX予約・e特急券・eきっぷ
(のぞみ・みずほ)
10,570円
さくら・ひかり・こだま 10,420円
さくら・ひかり・こだま
(スマートEX)
10,220円
EX予約・e特急券・eきっぷ
(さくら・ひかり・こだま)
10,040円
自由席 9,890円
回数券
※販売終了
9,850円
バリ得こだま山陽版 8,300円
トクトク新幹線 8,100円

(2024年4月現在の料金)

ご覧の通り、日本旅行の「バリ得こだま」が7,500円。500円クーポンがつくので実質7,000円です。

それに比べて「おとなびWEB早特」は4,080円なので、こちらがお得です。

ただ、おとなびWEB早特は7日前までの予約が必要なので、旅行直前の場合はバリ得こだまをおすすめします。

Web予約・料金バリ得こだま山陽版(京阪神)

参考【大阪⇔広島・岡山4,500円~】格安新幹線「バリ得こだま 山陽版(京阪神)」がオトク!

新大阪ー博多の料金比較

次に、新大阪-博多(片道・指定席)の料金(乗車券+特急券)です。

新大阪ー博多 料金
のぞみ・みずほ 16,020円
のぞみ・みずほ
(スマートEX)
15,820円
EX予約、eきっぷ、e特急券
(のぞみ・みずほ)
15,640円
さくら・ひかり・こだま 15,280円
さくら・ひかり・こだま
(スマートEX)
15,080円
EX予約、eきっぷ、e特急券
(さくら・ひかり・こだま)
14,900円
自由席 14,750円
回数券(金券ショップ)
※販売終了
13,520円
EX早特7(平日) 13,140円
EX早特7(土休日) 12,770円
スーパー早特きっぷ 11,690円
こだまスーパー早得きっぷ
※販売終了
8,660円
バリ得こだま・ひかり 8,600円
トクトクこだま・ひかり 8,400円

(2023年10月現在の料金)

ご覧の通り、日本旅行の「バリ得こだま」が7,500円で最安です。これに200円分のお得なクーポンがつくので実質7,300円。

「おとなびWEB早特」は5,990円なので、こちらがお得です。新大阪ー小倉間も同様です。

新大阪ー広島と同様、おとなびWEB早特は7日前までの予約が必要なので、旅行直前の場合はバリ得こだまをおすすめします。

予約・料金バリ得こだま

バリ得こだまの詳細は以下にまとめています。

参考【大阪⇔福岡が格安!】新幹線「バリ得こだま」の予約・購入・使い方

 

「おとなびWEB早特」をおすすめしないケース

おとなびWEB早特がおすすめでないケースもあります。



四国への旅行

例えば、新大阪ー高松、新大阪ー松山といった四国各地への区間は、「おとなびWEB早特」が設定されていませんので、他の格安チケット利用した方がいいです。

参考【片道4,900円/往復9,260円~】大阪⇔高松の新幹線を格安にする方法
参考【片道7,600円/往復12,550円~】大阪⇔松山の新幹線を格安にする方法

九州も小倉・博多以外はおとなびWEB早特から乗り継ぎが必要です。

50歳以下と同伴の場合

「おとなびWEB早特」は、旅行する人全てが50歳以上の場合に利用するのがいいでしょう。

それ以外の場合、例えば、20代、30代の子供と一緒に旅行するならば、「おとなびWEB早特」ではなく始めから「バリ得こだま」などの他の格安チケットを利用した方が、予約を別々にとる面倒さや、隣同士の座席の確保といった点でメリットがあります。

また料金面でも、子供が通常料金ならトータルの旅行料金で損してしまう場合があります。

7日前以降の予約

「おとなびWEB早特」は、7日前までの予約が必須です。直前まで日程が立てられない人は、他の格安チケットを探すしかありません。

旅行会社の格安チケットは、3日前までWeb予約可能なところもあります。

宿泊ありの場合

宿泊ありの旅行の場合は「おとなびWEB早特」で新幹線チケット単体を利用するより、「新幹線+ホテル」パックを利用した方がトータルの料金が安くなります。

以降で詳しく解説しています。

 

宿泊予定なら「新幹線+ホテル」パックが超お得!

大阪福岡新幹線パック

宿泊ありの旅程なら、新幹線と宿を別々に予約するのは賢い選択肢ではないです。いくら「おとなびWEB早特」が格安とはいえ、パック料金にはかないません。「おとなび」会員専用の新幹線パックもありますので、ぜひそちらを検討してください。

日本旅行の「新幹線+ホテル」パックが圧倒的に格安ですので、これを利用しましょう。

予約・料金新幹線+ホテルパック|JTB

新大阪-博多間なら新幹線往復+ホテルで17,000円~で予約できます。

\新幹線パックの予約・料金チェックはこちら/
予約・料金大阪から福岡福岡から大阪

広島ー大阪なら12,800円〜。

\新幹線パックの予約・料金チェックはこちら/
予約・料金広島から大阪大阪から広島

その他の区間も格安料金で旅行できます。

予約・料金新幹線+宿泊セット(新幹線パック)



2019年7月6日おとなび